こなみかん

同人サークル『こなみかん』のブログ

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    ほしうた

    やっと終わりました。

    では早速書いて行きたいと思います。


    まずは評点から

    因みに評点は72~3点が平均だと思ってください。

    70点で平均ちょい下、75点で平均ちょい上です。


    シナリオ    69点
    グラフィック   80点
    音楽       85点 
    システム    80点
    総合       72点

    シナリオが駄目なので全体としての雰囲気がかなり落ちている。
    平均は78点になるが、そこまでは行かない。
    比率はシナリオ4、グラフィック3、音楽2、システム1な感じ。
    (それでも76点になるが…)

    総括的な感想

    シナリオだけだかなり不満。
    逆に言えばシナリオさえ良ければかなりの良作。
    作品全体の雰囲気は「綺麗」
    本当に「綺麗」で驚いた。
    しかし、シナリオがその綺麗さについて行けていない。
    そこが果てしなくもったいないと思った。
    まあ凡作止まり。
    特に凄く面白い要素があるわけでも無かった。
    無難にまとめている感じだが、ちょっと及ばなかったかな。

    うざいキャラは特にいなかった。
    どちらかと言えばサブが光ってたかなw


    以下はネタバレを含みます。
    やる予定でやって無い人は見るのをお勧めしません。


    さてそれぞれ詳しく書きます。


    シナリオ

    シナリオは各ヒロインごとに点数をつけて行きます。
    ですが、その前に全体的な感想や、共通√について。

    後にも詳しくかく予定ですが、この作品は「綺麗」です。
    しかし、共通ルートにはかなり下ネタがあります。
    これはその「綺麗」を多少壊してしまうような感じで残念でした。
    あとネタについてですが、
    ネタの数は多いです。すべて分かった訳ではありませんが、かなりあったと思います。
    アニメネタや時事ネタ(どげんかせんといかん、原油高)以外にも
    「急にボールが来たので…(QBK)」や、「美星よいとこ一度はおいで(帰ってきたヨッパライ )」など
    少々古いネタもありました。
    アニメネタだけしか出てこないものよりは良かったと思います。
    が、そこまで笑えた記憶もなし……

    タイトルの「ほしうた」ですが、
    そこまで関係ありません。
    くらら√以外は無くても変わりませんし……

    共通ではそのくらいでしょうか。
    まあ良くも悪くもベタな内容でした。

    ・共通√      72点

    では各ルート行きましょう。


    ・結衣√      65点
    黒田と言ったら官兵衛が(ry
    あまり有名では無いが有能な方です。
    いや、なんでも無いです。戦国時代詳しくない方は分からないと思います。
    で、本題なんですが「幼馴染み」と言うのはその√はどうとでもなるのですが、
    他のルートで苦労する要素でもあります。
    この作品ではそこまでドロドロとした展開は無いのですが。

    キャラは「おバカ幼馴染み」バナナ好きまで入れれば「猿娘」。
    まあそこらへんをイメージしてもらえば良いかと。

    結衣ルートと言っても結衣はほとんど活躍しません。
    かといって主人公(以降和彦)が活躍する訳でも無く…
    てかこの√では和彦はただの鈍感ヘタレ野郎です。
    なんと言っても亜里砂が方が食ってます。
    もう亜里砂√と言わんばかりに……

    私も最初は亜里砂→和彦だと思っていたのですが、
    まさか亜里砂→結衣だったとは……
    亜里砂の件に付いては斬新だったし良かったと思います。

    ただ、くっついた後、Hしてすぐ終了は無いだろ…
    結局この二人は何がしたいんだよ…と。
    バナナ全く関係無かったし。

    亜里砂の部分だけでは平均以上だと思いますが、
    簡単に言えばすれ違いもの。
    それにしても、物足りなさ過ぎる。(量とかそう言う問題ではなく、質が…)
    全体的にいまいちなシナリオでした。


    ・くらら√       60点
    くららがたった!ってこの娘は車椅子の娘じゃありません。

    キャラは良くいる「ちょっと天然お嬢様」
    まあHな知識が少ないのもおなじみなオプション。
    英才教育を受けていたせいなのか、はたまた性格なのか根はしっかりしていま。

    シナリオは…うーんこれまた金持ちに良くある
    「付き合いました」
        ↓
    「お家騒動に巻き込まて他の人との縁談が…」
        ↓
    「勝手にいなくなって結納が…」
        ↓
    「俺がくららを助ける!!!」
        ↓
    「くらら奪還成功!ひゃっほーい!」

    ……まあここを呼んでいる方ならわかってくれると思います。
    が、一応。

    自分の財閥が経営難に陥って、他の財閥と経営統合することになった。
    しかしそれには婚姻が必要でくららは大好きな和彦を諦めて東京に結納をしに行った。
    それを”主人公”が無視するわけもなく東京までれっつらごー。
    奪還して拉致。
    田舎に戻ってくるも、心優しいくららちゃんは会社の事で自分を犠牲にすると言い張る。
    で「ほしうた」が現れてウマー
    EDを挟んで、財閥が他の財閥を経営統合して難切り抜けたと報告。
    ハッピーエンド!

    しかし締めが悪い。
    最後の方の展開は開いた口が塞がらない展開。
    なに、他の財閥と経営統合……?
    しかも婚姻関係なしだって……?

    だったら最初からそこ当たれよ。
    てかそんな手があるなら経営陣がもっと先にやってるだろ。
    なになに、くららが体を売ったん(ry

    まあ突っ込みどころ満載でした。
    お嬢様系は難しいのは分かるんですが、何かもう一捻り欲しかったですね。


    ・ななの√        83点

    ほしうた」の中で唯一の良シナリオ。
    まあ他と比較するから良く見えるってのもあると思いますが。

    キャラは「抜けてる妹」、「いじける妹」、「泣き虫な妹」、「亀」
    と書くと負なイメージばかりですが……
    でもそれが”特長”なきゃらですね。
    それから幼い頃から両親がいなく、祖母に育てられたことも有り、
    かなりの「ばあちゃんっ子」です。
    またかなり尊敬しています。

    内容は良くある「兄妹もの」とは趣が違います。
    ”わざと”「兄妹」という難しい問題から逃げているようにも見えます。
    まあそうなら逃げて正解だった気がします。

    簡単に書けば「成長」と「約束」に主が置かれています。
    ここでチートなのが「死人」を出すところ。
    おばーちゃんが死んでいるのです。
    このおばあちゃんとのやり取りが大きいですね。

    死人と言うのはそれだけで同情を誘うものす。
    なおかつ、その人があたかもいい人そうに書けば悲しさ倍増なわけです。

    この話で出てくるのは「死人との約束」です。

    ななのは兄を支えられるように強くなると。
    そして、強くなってから墓参りをすると。(次会う時には強くなっている…ってことかな)
    そんな約束をしていたので一周忌の時に墓参りを拒否します。

    そして旅館の仲居(あこがれの祖母の職業)の修行して強くなる訳です。
    もちろんこの間に兄妹との色々も解決と。

    そんなななのには祖母からのプレゼントが。
    「ななのが一人前の仲居になったら、着物をあげよう」と約束していたのです。

    生前にばあちゃんから預かっていた着物を旅館の女将さんが持ってきてくれます。
    本人は忘れていたので号泣します。
    ここでの気持ちはかなり複雑でしょうね。
    嬉しさと悲しさが同居してますよね。

    この時も「死人からの贈り物」なので哀愁倍増。

    で、これからも仲居として頑張っていく、あの祖母のように…と。

    主人公からしてみれば驚きの成長ですね。
    急に大人になったので意識してしまって(ry

    その後、墓参りをしてENDです。

    個人的には兄妹の件を無くして普通に成長エンドでも良かった気がします。
    まあエロあってのエロゲと言われればそこまでですが…

    細かな突っ込みどころはありました。
    例えば、ななのは幼少期「な」の字が書けず自分の名前を「ののの」と書いていた事がありました。
    その頃でかなりからかわれたり、誤解されたりしていた訳ですが。

    で回想でななのが置き手紙を残して失踪するところがあるんですが、
    そのときの手紙の内容が
    「いえでします。ささら"な"いでください。ののの」

    あれー?
    「な」って書いてるのに「ののの」……

    それから何故亀?w
    特に回想も無く亀。
    バナナと言い亀といい意味不明なモノが多すぎるw
    まあ斬新ではあったけど。

    Hは予想通り風呂H有り。
    あそこまでやって風呂無かったら制作陣を(ry

    全体的に心温まるお話なのかな……


    どうでも良いこと。

    周防 ななの(ほしうた)
    ロリ、妹キャラ、両親いない、リボン有り、ショートヘア

    周防院 奏(処女はお姉様に恋してる)
    ロリ、妹キャラ(妹じゃないけど)、両親いない、リボン有り、ショートヘア

    周防つながりなのか……
    こう思ったのも、ななのがお膳を辿々しく運んでる姿が、
    紅茶を運んでいる奏にとっても似ていたからw

     
    ・翠√           70点
      
    さて「車椅子っ娘」というジャンルがあるかは分かりませんが、
    初めてこういうキャラを見ました。
    障害がある(盲目とか病気とか)キャラは幾人か見たことがありますが、
    車椅子は初めてでしたね。

    キャラは「明るく元気な女の子」、「明るい先輩」、「意外と初心」
    かな。他に目立った特徴があるわけでもないけれど、水泳好きで競泳水着着用。

    シナリオは…一言で言い表すのが難しいw
    私の語彙がないだけですが。

    「恋の障害を取り除け!」
    これでいいのかな?w

    障害者はただでさえ健常者に余計な気遣いをさせてしまいます。
    これはどれだけバリアフリーが進んでもこれは絶対に無くなりません。
    で、それをなるべく相手に書けないようにしている先輩との壁を取り除いていくお話です。

    水泳は話の中心のように見えるけれど悪までもTOOL。
    それから水泳帽のCGであの髪はどこに格納しているのかかなり気になった。

    シナリオ的には最後を除いて良かったかな……
    崖からダイブはイミフ(作家が何故ああしたかのかが意味不明

    危惧していた「障害とかどうでも良いから普通に恋しちゃおうぜ」じゃ無くて良かった。
    まともに書けば「社会的要素」を入れてくれたのでまあまあではないかと。

    短いけれどこんなもん。
    シナリオはそこそこだがキャラに魅力を感じかなった……
    ふとももは最高だったけど。


    ・れんげ√       78点

    見た目は「ミステリアスな娘」、「不思議っ娘」、「静かな感じ」
    でも実際は「いたずら好きな悪」、「ツンデレ」、「病持ち」、「虚弱」
    まずこのギャップがイイ!
    一番好きなキャラですね。

    この「ツンデレ」と言うのは最近のツンデレというより、
    「だんだん心を開く」的なツンデレに近いかもしれません。

    とにかく弄られたいし、虐めたくなるキャラですねw

    シナリオは一般的な「不治の病」との戦い……では無く、
    「不治の病を持つ女の子」との戦いですかね。

    違いがいまいち分からないかも知れませんが、
    病そのものをどうにかするのではなく、
    病によってある意味心を病んだ女の子の心を癒す…的な。
    ぶちゃければ根本的な解決はしませんw

    要約を書くと、

    幼少期に余命宣告をされた(聞いてしまった)女の子は
    その時点で「死んでしまった」
    その子はとても父親が好きだったが、家庭の事情で離別してしまった。
    離別した父にもういちど会いたくなり、
    美星の町の人にいたずらをしまくる。
    「隣町にすごいいたずら野郎がいる」と言う噂をつくるため。
    そうすれば気付いてくれると思ったから。
    でも直接会いに行くことは無かった。
    それは父の新しい家庭を壊すことを恐れていたからだ。

    そしていたずらをしているのを不思議がった主人公と
    色々有り、仲良くなり、恋に落ちました。

    そして少女の願いを知った主人公は何とか父親に会わせてやろうと頑張ります。
    が、やはりその父親には家庭があり、
    しかも実父じゃないという理由から会うことはできないと言われました。
    主人公は少女を傷つけてしまったと思いました。
    少年は謝りました。
    しかし、少女は言いました「ありがとう」と。
    「こんな私のためにしてくれて、ありがとう」

    ちょっとこの後無理です…
    なんと書けばいいやら。

    で最後は

    少年は言いました。
    「おまえは生きている、だって俺は生きているお前が好きになった(ry」

    こんな感じに少女のこころは生き返りました。
    そして仲良く暮らしましたとさ。おしまい。

    こんな感じですね。


    そう、ここでおしまいなんですよ。
    この先は何も書かれていない…
    安易に死を使ってお涙頂戴劇に走ったり、
    ほしうた」の力で快復!といくよりはましだったと思います。

    でも、この先の展開次第では化けた気がします。
    もったい無い気がしますね。
    ここが良作と呼ばれるモノとの差なのでしょうか。

    それと、一つ言いたいことがあります。
    「少女の心は死んでしまった」
    これは何か違うと思うんですよね。
    あまりにも「生」と「死」にこだわり過ぎているというか……

    れんげは宣告を受けて確かに悲しんだと思います。
    しかし、この「いたずら」はただ父に気付いて欲しいだけでは無く、
    「自分だけ苦しまないといけない事へのやり場のない怒り」を解消しようとしている、
    または「死んで人々記憶から消えていく」ことへ不安からの行動のような気がします。

    なので「生き返った」のではなく、
    生きるための拠り所が父に会うことから主人公への愛へ変わったのでは無いでしょうか。

    まあ1ユーザーの考えですから気にしないでくださいw


    平均71点。
    全体的なイメージを入れると69点くらいが妥当でしょうか。

    総括するとちょっと残念なレベルですね。

    好きなシナリオ順は
    ななの>>れんげ>>翠>結衣>くらら
    ですね。


    どうでもいいこと2

    主人公「ふぅ……」の台詞が多いのですが、
    ブラックアウト後にこれをやられると、スーパー賢者タイムのような感じになってしまう気が…w

    それかられんげ√のいきなり「一人えっちして」
    と言うのもポカーンだった。



    グラフィック

    グラフィックについては特にはありません。
    全体的に「綺麗」でした。
    ここでいって良いのか分からないですが、エロは薄いですね。
    それと立ち絵とイベントCGでキャラが結構違ってきます。
    その点以外はかなり良いんじゃないでしょうか。

    絵のことは余り語れなくてすみません……orz

    ということで80点。


    音楽

    まずOPは歌がLiaさんです。
    もうそれだけで点あげたいくらいですがw
    とにかく歌は「綺麗」ですね、どこか切なげなのがいいですね。
    歌はかなり良いのですが、本編とあってるか?
    このう歌なら本編をもっと頑張ってくれw
    EDは青丘の「さかみち」風味ですね。
    しんみりします。
    これも余り本編と合ってない気が…
    でも良い曲です。

    歌はどちらもかなり好きですね。



    そして私がこのゲームで一番いいと思ったのがBGMです。
    とにかく本編の舞台背景に合っています。
    今聞き直していますが、やっぱりプレイ中の方が良く聴こえました。
    ピアノとアコギを基調とした曲はかなり綺麗です。
    中でも「あの雲より高く」がお気に入りですね。
    目をつむれば綺麗な田舎の風景が広がります。
    これはピアノ+バイオリンですがw

    ただ残念なのが、使いどころを誤ってるものが結構あったことです。
    ここでこの曲はないだろ…という所がありました。

    それを除けばBGMは最高ですね。
    壮大なわけでは無く、風景にあう、風景と同化しているようなイメージを一部の曲にですが受けました。

    まさにBGM(バックグラウンドミュージック!)

    と言うことで評価は高めな85点。


    システム

    システムグラフィックやシステム自体はそこまで高性能では無いものの
    デザイン性に富んでいます。
    かなり綺麗に纏まっているのではないでしょうか。
    オートモードの速度変更など少々分かりづらい機能もありましたが。

    これも全体的に「綺麗」なイメージで高評価。

    80点くらいですね。


    キャラ

    キャラに付いて書きたいと思います。
    一番気に入ったのはれんげ。次点にななのですね。
    この辺はシナリオの良い2つだったので、それが関係しているかもしれません。

    れんげ>ななの>小梅>亜里砂>翠=結衣=くらら

    こんな感じですね。
    前作をやっていない自分とってはヤンキーメイドは新鮮だったw


    総括

    総括してみると

    シナリオ    69点
    グラフィック   80点
    音楽       85点 
    システム    80点
    総合       72点

    な感じになっています。

    総合点が平均点と大きくかけ離れていますが、
    やっぱりシナリオ重視なゲームだと思うんでこうなりました。
    シナリオ以外の要素が良かったのでもったい無い気持ちでいっぱいですね。

    雰囲気ゲーとでもいいましょうか…

    ではこれでレビューを終わります。
    なんだかんだで7000文字書いてしまったみたいだ…

    ノシ

    | アニメ・ゲーム | 21:34 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

    COMMENT

    ごめん、無理だこれ。
    まさか7000文字とは・・・僕の歴代ブログ中の最長記事が4000文字超程度であるから、よく書けたものだw
    ・・・全部読んだ奴いないでしょw
    いたらコメントで僕を滅多打ちにしてくれ(´ヮ`*)
    もう書籍でも出せばいい。
    とりあえず「シナリオは格ヒロインごとに~」まで読んだ(

    相変わらず100点満点の1点単位で評価できる提督の洞察および鑑定能力には脱帽せざるを得ない。

    | てひる | 2009/01/06 02:39 | URL | ≫ EDIT















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